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執筆者の写真Masanao Kinjo

小手返し

海龍館なんじょう、5月31日(火)の稽古も充実したものになりました。


日中は警報が出るほどの記録的な大雨で大変でしたが夕方には落ち着き稽古場まで無事たどり着くことができました。

ただ、道中何箇所かアスファルトが隆起している所がありました。急激に雨水が地面に浸透してアスファルトを浮かせてしまったのでしょうか。

この様子ではこれから数日土砂崩れが心配です。


さて、今回の稽古の基本技は「片手持ち小手返し(二)」を行いました。


相手が手首を持って押してくるところを浮かせて崩し、力の流れを変えながら小手返しに持っていく技です。

押してきた力の方向を変えながら上方への崩しも行うという立体的な構成になっています。

なんとなく「片手持ち四方投げ」にも通じる気がします。


この技を行いながら仕手の動きだけでなく、受けの「持ち方」にも着目してもらいました。

受けの持ち方も技の理合いを理解するのに大切な要素だと思います。

漫然と持つでもなく、ガチガチに固まるでもなく、動きを秘めた持ち方とでも言うのでしょうか。

持ったところから即攻撃に移れるような、そういう能動的な持ち方をしてもらうと、明らかに技のかかり方が違ってくるのを実感してもらいました。


一応オマケ(笑)で「相手がフニャフニャの場合」や「ガチガチの場合」の崩し方もやってもらいました。

フニャフニャでもガチガチでも「接触した部分は変えずに他の部分を総動員して技をかける」というところの説明も添えさせてもらいました。


そのあとも応用稽古をいくつか行い、最後に「終末動作」を行って終了。


内容の濃い稽古になったと思います。


また次回の稽古でお会いしましょう。


海龍館なんじょうは入会随時募集中です。

見学体験も歓迎です。

お気軽にご連絡ください。



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