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執筆者の写真Masanao Kinjo

合気道を始めてみませんか

更新日:2021年12月8日

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「合気道の魅力」って一体なんなのか、私にとってやればやるほど具体的に説明するのが難しくなっていくものですが、でもそれってある素敵な人物を知れば知るほどその素敵さを表現するのが難しくなっていくのと似ているような気もします。

例えば男女の仲なら最初は「彼ってとっても優しいの!」「彼女はとても笑顔が可愛い」など、具体的に魅力を表現しやすいと思うのですが、これが何年も経ってお互いを知れば知るほどそんな簡単な言葉で相手の魅力を語り尽くせないようになると思うのです。


合気道も私にとってそういう身近で、深い付き合いの、欠かせない存在になっていますので、なかなか一言で魅力を説明するのは難しいです。

では何故今回わざわざこのようなブログを書いているのか。笑

それはやっぱりもっと多くの人に合気道の良さを知って欲しいからです。

いつか初心者、中級者、上級者の会員さんにそれぞれの感じる「合気道の魅力」を語ってもらうのもいいな、と思っていますが、今回は敢えて私が!


ということで上手くいくか分かりませんが以下、興味のある方はお付き合いください。



魅力その1:無理のない動き

合気道では体をひねったりねじったりして力を出すことはしません。あくまでも体の自然な姿勢や動きを保持、コントロールして全身を一致させて相手に力を伝えます。

これが出来るようになってくると稽古が楽しく、後をひくような嫌な疲れ方はなくむしろ心地よい疲労感に包まれます。


魅力その2:相手がいる

合気道では型稽古を中心に行いますが、ほとんどの場合相手と二人一組になって行います。しかも老若男女関係なく行います。色々な人と日常を忘れて「ただひたすらに合気道に没頭する」と自分自身や他者に対してなんとなく肯定的になれるような気がします。


魅力その3:倒し合いではない

型稽古は手順が決まっていて技を施す方と受ける方がそれぞれの役割を果たすようにできています。格闘技の試合のように嫌がる相手をやっつけるような事はしません。例え怪力の大男でも型稽古の中では小柄な女性や子供の技を最後まで受け切らなければいけません。自分を律する事が求められ小さなエゴから開放されるような気がします。


魅力その4:試合が無い

これを書くと論文が一本できるくらいに深いテーマなのですが、ここでは極力シンプルに。

・勝ち負けからいったん理合いを切り離して本質的な部分を学ぶ

・型稽古という「まぐれ勝ち」のない世界で自分自身と向き合う

・試合では使えないような危険な技を安全に稽古出来る

・時間をかけて多くの技を学ぶことで心と体をあらゆる方向から練る

など他にも色々利点があります。



魅力その5:美しい

これはあらゆる武道の中でも随一だと思います。正しい姿勢、全体が一致した無駄のない動き、そして「対峙→一体化→誘導→収束」といった合気道の技の流れは人間の本能的な美意識に訴えるものがあると思います。

あと、袴ってかっこいいと思いませんか?

男性も女性も袴を着用するとカッコよさが3割増しになります。笑


魅力その6:武器術がある

合気道では剣、杖、短刀など色々な武器を用います。

私は以前空港で8時間過ごす事になった際、暇つぶしに歩く人たちを観察していると鞄を持っていたり、カートを押していたりする人のほうが圧倒的に姿勢が良い事にきづきました。

実際合気道の稽古でも武器を持つと急に皆さん姿勢や間合い感覚がよくなる事が多いです。

道具は自分勝手に使っても使えないものなので、自然とエゴが消えるのかなと思っています。

あと、、、、やっぱりかっこいいと思いませんか?笑


魅力その7:難しい

これは魅力といっていいのか迷うところですが、私にとってはこの合気道の難しさは非常に良い要素だと思っています。

まず、難しいので稽古中に余計な事を考えている余裕がないのがいいです。日常生活で何か嫌なことがあっても合気道の稽古中にそれを思い出している余裕はありません。その結果稽古が終わる頃には気分が非常に晴れ晴れとリフレッシュできています。

あと、私は今稽古10年目(当記事執筆時)なのですがいまだに合気道に飽きるということがありません汲めども汲めども尽きない泉と言う感じで毎回新しい発見があり、新しい興味が湧いてきます。初級者も上級者も同じ技を一緒に稽古しますがそれぞれの段階に応じて見えてくるものが違うのです。この感じだとおそらく一生退屈しないんじゃないかと思います。


、、、以上、まずは7つほど書いてみましたが、合気道の魅力は伝わりましたでしょうか。


興味を持たれた方、ぜひ一緒に合気道をやってみましょう。ここを読んでくれた人にはきっと何かしらフィットするものがあると思いますよ。




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