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基本、素直。

  • 執筆者の写真: Masanao Kinjo
    Masanao Kinjo
  • 11月28日
  • 読了時間: 2分

私は元々運動が苦手で小学校中学校高校と、体育の時間がいやで仕方なかったタイプの人間です。

バレーやサッカーやバスケットの授業では「勝ち」にこだわるクラスメイト達の熱量についていけず、心底どうでもいいと思いながら嫌々パスを受け取ったり渡したりしていました。笑


※もちろん上手な人たちやプロの選手たちは尊敬しています。


そんな私でも合気道の稽古は続けてこれました。


それは勝ち負け関係なく、基本の積み重ねでじっくりやっていけることが魅力だからです。


毎回の稽古が自分との向き合いで、時には周りの様子が見えないほどに没頭していました。


その時その時の稽古で教わったことを実行する。

その時は出来なくても「出来るまでやるんだ」と決意する。


そして、先生に指摘してもらったことは感謝して素直に行う。


そういう想いで15年やってきましたが、今でも「ああ、先生があの時(白帯の頃など)おっしゃってたのはこの事か」と、はるかな時間差での気づきがあります。


今まで思い違いや慢心のせいで、要らぬ寄り道もしてきました。

そして、その「報い」も受けてきました。


でも、合気道の場合、基本がちゃんとある。

そこに立ち戻れば軌道修正できます。


なにより、先生という存在がいる。


基本を大事に、そして先生を信じて素直に学ぶことの大切さを日々実感しています。


自分の生徒さんたちにはそういう稽古をして欲しいです。


そのためには私自身を磨いていかないといけない。


でもその仕上がりを待ってたら時間が足りない。


今日書いたことを皆で認知共有したら、毎回の稽古が誰にとっても実り多いものになっていくのではないかと思います。


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