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執筆者の写真Masanao Kinjo

正面打ち小手返し(一)

更新日:2021年3月15日

ついこの間お正月だったのが信じられないくらいに世の中色々な事が凄いスピードで動いていますが、海龍館つきしろはいつものように稽古を行いました。


東京や大阪などの大都市の感染症拡大騒ぎでいつ自粛の波がこの田舎にも押し寄せてくるかと心の片隅で心配していますが、去年ほどには沖縄県も南城市も我がつきしろ区もピリついた感じは無いように感じます。

とにかく我々は南城市の感染防止ガイドラインを遵守して稽古しております。


さて、今日は「正面打ち小手返し(一)」を行いました。

H間さんにとっては次回の3級の審査でおそらく難関の一つになるであろう技です。

そしてH林さんにとってはおそらく初めて本格的に小手返しを学ぶ事になったと思います。

お二人ともそれぞれの視点で一生懸命にこの技に向き合い、お互いに協力しながら理合いを体現しようと頑張っていました。

私はその姿を見て養神館合気道の稽古体系の素晴らしさを改めて実感しました。


そしてこういう素晴らしい稽古者の方々がいる養神館合気道海龍館つきしろは良い道場だと思います!(自分で言う 笑)


基本技の後は掛かり稽古や護身技風の応用で「正面打ち」「片手持ち」「短刀取り」「剣取り」「肩持ち」「胸持ち」などさまざまな小手返しを行いました。


そう言えば、私が合気道を始めて間もない頃に買った、故井上強一先生(養神館二代目館長)の本でこう書かれていたのを思い出します。

「合気道でも特に簡単で効果的な小手返しでさえ、『崩し』が入っていなければ効かないでしょう」

この言葉に触れて以来小手返しに限らず他の技でも「崩し」という概念を常に持つようにしてきました。もちろん私の師である比嘉先生も常々「崩し」について指導してくださいます。

今日は全員でそれぞれの段階に応じた「崩し」を意識しながら小手返しの稽古が出来たように思います。


充実感に満たされて今日の稽古も無事に終了しました。

稽古後、会員さんをもう少し増やすために何をすれば良いか皆で相談しました。

名案、妙案、珍案(笑)が出ましたが、こういうことを相談出来る事が素晴らしいです。

ありがたい事です。

結果、ひとまずポスティングをする事にしました。原始的ではありますが、確かに即効性がありますね。

もちろんこのサイトを見て興味を持ってくれた方も大歓迎です。


ということで新規会員募集中!

心優しき大男達を投げ飛ばしてみませんか。笑

もちろん私たちより大きな人も大歓迎!


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