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  • 執筆者の写真Masanao Kinjo

隅落とし

本日の海龍館なんじょうの稽古、とても集中力が発揮されていました。


今度の11月に海龍館の演武大会があり、それに我々海龍館なんじょうも皆で参加する事になってから稽古のモチベーションがまた一つ上がったような気がしています。


また、演武のエントリー種目がちょうど直近の審査技と重なっているのもあって、11月に演武、12月に審査、という流れが見えてきました。

もちろん皆さんご自分のペースでやるのが一番なのですが、やっぱり目標があると違いますよね。

6〜8級を見据えて演武稽古をする初級者の皆さん、初段を見据える茶帯の方。

それぞれの課題に取り組む前向きな姿勢が素晴らしいと思います。


本日は基本動作から「体の変更(一)」を選んで稽古したあとは、基本技「片手持ち四方投げ(一)」を行いました。

先月も稽古したこの技ですが、やはり今回は今回の気づきや上達のポイントがありました。

合気道の型稽古は、同じ技でもこうやって毎回やるたびに新しい発見があって、初心者には初心者の、上級者には上級者の課題を常に与えてくれます。

私自身今でもそうですし、今回もお手本をお示ししながら自分自身の改善点を探ることが出来ました。その内容は秘密。笑


皆さんと一緒に成長できて嬉しく思います。


四方投げのあとはかかり稽古(一人が仕手で、そこに他の皆が順にかかっていく稽古法)を行いました。

前回は「片手持ち一ヶ条投げ」でしたが今回は「片手持ち隅落とし」です。


私は初心者の頃、投げ技をいくつか覚え始めた中でこの技が一番苦手でした。

つかみどころがないというか、投げた気がしないというか。

不完全燃焼で終わることが多かったです。

あの頃はとにかく相手を投げたくて投げたくてしょうがなかった(笑)せいで相手との「繋がり」を切るような動きになっていたんだなと、今の自分なら理解できます。


今では仕手と受けが互いに主体的に流れを作るには非常に効果的な稽古技じゃないかと思うようになりました。


皆さん熱心にやってくれて、順番を2周する頃には相手と呼吸を合わせて技を行うことが出来ていました。大きな進歩だと思います。


投げ技の稽古のあとは、木剣を用いて「相手の攻撃力を利用する感覚」を養ってもらいました。

3種類やりましたが筋の良い動きになっていたと思います。


最後に全員で整列、正座、礼。


充実した内容になったと思います。


来週も元気に稽古しましょう。


押忍。





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