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正面打ち小手返し(二)

執筆者の写真: Masanao KinjoMasanao Kinjo

養神館合気道海琉なんじょうでは今週「正面打ち小手返し(二)」を2回にわたって稽古しました。

1回目(火曜日)はまず初心者は型の動作を覚えること、姿勢、受けの取り方などをメインに行いました。

このうち「受けの取り方」については少し詳しく説明させてもらいました。

合気道の稽古は受けも重要で、受けが力を途切れさせたり力の方向を変えたりすると理にかなった稽古から外れてしまいます。

「相手の力の方向を変えて崩す」という合気道の基本を学ぶためには受けの人が正しく力を出す必要があると思います。

ですので技の導入部の正面打ちや、最後に投げられた時の力の状態(反射など)を理解してもらってから相対稽古をしてもらいました。

結果的に効率の良い稽古になったかと思います。


2回目(木曜日)はさらに手の使い方など細かい部分を稽古しました。

掴まない握らない、すべらせる、などです。

また小手を返す時にどこに相手を落とすのかという部分にも目を向けてもらいました。

そのあとは応用でいくつかの小手返しのバリエーションを行いました。

皆さんやればやるほど良くなっていたので今回で上達への道がまた一つひらけたのではないかと思います。


そして黒帯、茶帯の方にはさらに深い部分に目を向けてもらいました。

「背中を使う」という表現が理解できるようになったらかなり稽古が進んで身体感覚が養われていると思います。

今までの積み重ねの賜物ですね。


最後に正面打ちで「つながりの稽古」を行いました。受けの人が正面打ちを行ってくるのに対して仕手が接点を保持しながら誘導、崩しをするというものです。

こういう稽古は笑顔が自然に出てきますね。


ということで今年の稽古初めは「正面打ち小手返し(二)」をじっくり稽古しました。


生徒さんで、技の再確認をしたい方は海琉代表比嘉師範の動画を参考になさってください。



養神館合気道海琉では新規入会を随時受け付けています。

見学、体験も歓迎いたしますので興味のある方は hige_kobo@yahoo.cojpまでお気軽にお問い合わせください。

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