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  • 執筆者の写真Masanao Kinjo

くぐって、回る

更新日:2022年10月22日

今日は県外ナンバーの機動隊の車を数台見かけて、空にはヘリコプターが旋回しているのも見えて「一体なんなのだろう」と思っていたら海龍館なんじょうの稽古のあと、生徒さんが教えてくれました。「おきなわちゅらしま文化祭」というイベントがあって天皇皇后両陛下が来沖されるそうです。その警備の準備なんですね。なるほど。



その会話の1時間半前、海龍館なんじょうの今日の稽古が始まりました。


斜行、膝行、受け身、受け流し、臂力の養成を行ってから、幼稚園や小学校低学年でありがちな(笑)「同級生に服の袖や肩を掴まえられて引っ張られる」というシチューエーションで、いかに相手を痛がらせずに離脱しながらポジション取りをするかをやってみました。

相手の腕の下をくぐって背後に回り込む動きです。


最近四方投げの稽古を繰り返しているのもあってか、皆さん非常にスムーズに行っていました。くぐれる。回れる。これは凄いことです。

養神館の基本技は確実に個々人の空間認識能力とか身体能力とか皮膚感覚を養っていくのだなと再確認するとともに、それも素直な稽古姿勢あってのものだと改めてなんじょうの皆さんに敬意を感じました。



そのあとは演武稽古を行いました。

「少年基本技A」という演武プログラムの技を全員で稽古してみました。


・かたてもち しほうなげ(一)

・しょうめんうち いっかじょうおさえ(二)

・かたてもち いっかじょうなげ

・かたてもち すみおとし


後半二つの投げ技はかかり稽古方式で行いましたが、海龍館なんじょうでこういう稽古を当たり前のように出来るようになったことが感無量です。

投げて投げられ気分爽快、という合気道の稽古の醍醐味をみんなで共有できる。

また、誰かが上手く技を決めることができたらみんなで喜ぶという、素晴らしいムードです。


休憩をはさんでから、今度は各々の演武稽古を行ってもらいました。

演武でパートナーになる同士でそれぞれの演武技をおさらいしたり、磨きをかけたりしてもらいました。

私がいちいち口出しをしなくても自分たちで稽古が出来るようになってきています。

もちろん質問されたり、困っている様子の時はアドバイスをさせていただきました。


そのあとは、初段受験をめざしているH間さんと私で自由技を行いました。

H間さん、ほんの三週間前は6本投げて6本投げられると息切れしていたのが、今は12本出来るようになりました。ものすごい進歩だと思います。

間合い感覚もとても良いですし、このままコツコツ稽古を積んでいって欲しいと思います。

私もたくさん投げてもらって気分が良かったです。そして久しぶりに腕に、「自由技の稽古を頑張ってる人からのおみやげ」をもらいました。↓



自分が初段を目指していた頃、同期の同じく初段目指している人と自由技を稽古したらこういうあざがよくできたものでした。

今自分の会でこういう経験ができることをとてもありがたく思います。


ものすごい速度で成長している人たちと同じ時間同じ場を過ごすことで私自身も成長できているような気がしています。


以上、本日の稽古もやり切った感がありました。


また来週お会いしましょう。

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