12月14日(木)の稽古では技のあとや受け身のあとに「すぐに立ち上がる」ということを意識してもらいました。
最初に前方回転受け身と後方受け身を行なってから、基本技「正面打ち一ヶ条抑え(一)」を行い、いずれもその人の最速で立ち上がってもらいました。
すぐに立ち上がって構えることで軸の養成にもなり、緊張感のある稽古になると思います。
また、万が一群衆の中で転倒した際にも、踏みつけられて大怪我をしないことにつながると思います。
今年の夏に「与那原大綱引き」という何万人もが一度に綱引きをする行事に参加した際に、転倒した子供が綱を引くのに夢中な中高年女性達に踏みつけられていたのを救出したのですが、その時に「すぐに立てること」の護身的重要性を再認識しました。
基本技のあとはかかり稽古で「一ヶ条投げ」を行いました。ここでも同じように受け身のあとすぐに立って仕手に向きあえるようにしてもらいました。
最後に護身技的に、肩を掴まれた際の一ヶ条を行いました。相手の腕をどうこうするよりも肩を回すことを意識したら大きく崩すことができていました。
この頃にはみなさん姿勢もよくなりキビキビ動くことが出来ていました。
今回の稽古も成功だったと思います。
稽古が終わって帰る時の少年部の子の挨拶も立派でした。
探求的な稽古もいいですが、今回のようなある程度体に負荷がかかるアクティブな稽古は身も心もリフレッシュできると思います。
私もたくさん受け身をとって気持ちよかったです。
また来週もがんばりましょう。
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