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執筆者の写真Masanao Kinjo

今日の稽古は臂力の養成が鍵でした

更新日:2021年3月15日

先週海龍館の本部道場で比嘉師範の指導を受けた時に「片手持ち一か条抑え(ニ)」において「臂力の養成」の理合いを明確に示現していただき、強く印象に残っていましたので、今日のつきしろの稽古でも生徒さん達とシェアさせていただきました。


今日参加されていたのはH間さんとHさんのお二人でしたので、お二人が12月に予定している4級の審査の技を稽古しながら、その随所に出てくる「臂力の養成」の理合いに気づいてもらいました。


さらにその延長で杖(じょう)も体験してもらいました。


実はこの春に稽古中に杖を折ってしまいまして、それ以来つきしろの稽古では杖を使っていなかったのですが、先週の比嘉師範の稽古で杖を使ったのをきかっけに、この数日間せっせと補修しまして今日復活と相成りました。

写真の通り、真っ二つではなく縦に割れるように破損していました。

なぜこうなったかと言うと「木刀を振り下ろす際に肩の力を抜いた方が威力が出る」というのを皆さんに体感してもらうために杖で受けたらこうなってしまったのでした。

新しいのを買おうと思いつつ、なにしろコロナで稽古ができなかったのでズルズルここまで来ていたのですが、稽古再開の喜びも後押しして、頑張って修理してみました。

割れ目に木工用ボンドを注入して結束バンドで固定すること1日。

パテ埋めをして固まるのを待つこと1日。

そして、せっせとペーパーがけをすること数十分。

最後に自動車用のコンパウンドで磨いて完成!

使用には問題ないくらいにはなりました。

なんだか愛着が湧きます。


脱線失礼、今日の杖の稽古の話でした。


先週比嘉師範に稽古をつけてもらった時と同じく杖を使った臂力の養成の応用での投げ技を行いました。

H間さん、Hさん共々この稽古がとても刺激的だったようです。興味津々でした。

ついでに私が「三十一の杖」を初披露したら「ぜひやりたい!」とのことでしたので、折をみて杖を注文しようと思います。

合気道の面白いところの一つは体術と武器技が有機的につながっている事ですね。


ということで今回も実り多い稽古になりました。


余談ですが、今日は武具屋さんの「東山堂」で注文していた「武道マスク」なるものが届いていたので全員で着用しての稽古でした。

これです。


これを着用しての稽古でした。


お二人とも完全に怪しい人たちになっていました。笑

でも「怪しいけどかっこいい」のではないかと思います。

明後日も稽古です。

楽しみです。

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