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執筆者の写真Masanao Kinjo

側面入り身投げ

更新日:2021年3月15日

本日のつきしろの町は朝からずっと雨でかなりジメジメしていました。

沖縄本島の中では比較的標高の高い土地で、今の季節だと北東からの風が海から吹き付け海に面した斜面を駆け上がり、丘の上のつきしろ一帯で滞留する感じになります。

朝は霧というか雲の中というか、写真のような感じでした。

朝じゃなかった、午前11時くらいです。笑

とまあ、こんな感じでそのまま日が暮れて稽古開始。

気温は低いんだけど湿度が高くてすっきりしない中の稽古になりました。


今回は「片手持ち側面入り身投げ(一)」を行ったのですが、仕手も受けも下半身に負荷がかかるこの技、H間さんもH林さんも額に汗を滲ませながら、上がったり下がったり転がったり、となかなかハードな感じで稽古されていました。

最近タフになってきたお二人が、今日はちょっと体力的にきつそうなのは技の内容にもよるかもしれませんが、主な原因はこの湿気でしょう。たしかに、体に酸素が入ってこない感じがしますよね。


そこで少し切り口を変えて帯刀術にて側面入り身投げを行いました。

まず刀を使用する際の一通りの作法をおさらいしてから開始。

所作と「間(ま)」を大切にしながら慌てることなくじっくり行いました。


徒手で行う基本技と同じで上がったり下がったり転がったり、という動きのハードさは変わらないはずなのですが、何故か木剣を介して行うとあまり疲れないということを、お二人の様子を見ていて発見しました。これは世紀の大発見かもしれませんね!笑


そうこうしているうちに町内の居酒屋のおかみさんのMさんが差し入れを持ってきてくれました!

手作りの「野菜のてんぷら」でした!

ありがたいことに時々こうやって差し入れを持ってきてくれます。

Mさんはお年に似合わず背筋がピシッと伸びた素敵なお方。太極拳をやっておられます。

いつも海龍館つきしろに良くしてくれます。本当に感謝しております。


さて、稽古の続きですがせっかく木剣を持ったので「組み太刀」を行いました。

今回は「1本目」を仕太刀打太刀をお互い交替しながら行いました。



カン!カン!と木剣の音が鳴り響くたびに心が凛とするような気がしました。


最後にH間さんの4級の審査稽古を少し。

「両手持ち天地投げ(一)」を行い、細かい部分を詰めてみました。


ということで、今回も皆ができることをやり切った、素晴らしい稽古になりました。


ありがとうございました!!





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