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執筆者の写真Masanao Kinjo

側面入り身投げ

1月13日の海龍館なんじょうの稽古は子供達が勢揃いして賑やかでした。

なんじょうでは、少年部というよりはファミリークラスという感じで、一般部と一緒に稽古する形になっています。

今後子供の新規入会希望がきた場合にはできれば保護者の方も一緒に入会してもらえるのが一番ですが、お子さんの年齢や性格を見て柔軟に対応していきたいと思います。


さて、今回ピックアップした基本技は「片手持ち側面入り身投げ(一)」です。

先週木剣を用いた稽古で出てきた腰をうんと落として相手の側面に入っていく動作がそのまま使えます。あのときは刀の柄で相手の手首を制する動作でしたが、今回は持たれた手を前に出す動作です。


いったん低く崩してから相手の死角に入り身して投げるのですが、軸の養成にうってつけの技だと思います。

腕が横振りにならないように気をつけてもらって繰り返し行いました。


きれいに決まるとこちらにはなんの手応えもなく相手が倒れますね。


そこから応用で護身技的に行ったり、流れをつけた投げ技にしたりして、側面入り身投げざんまいでした。すしざんまい。


最終的に短刀で突いてきたところへ側面入り身投げを行いました。

短刀を持っている手を払うと、その動作がそのまま入り身になるのでそこから投げに入ります。

この稽古では個人でバリエーションを考えてもらって、色々なパターンでの投げや制圧を実践してもらいました。


基本技から応用へ、そして変化、というふうに稽古しましたが、おそらく今回やったことは皆さんの脳の深いところにしっかりインプットされて、今後自然な形で出てくると思います。

これも合気道の稽古の面白さだと思います。自然の摂理にかなった動きを自分の体で素直にトレースすることで効率よくインストールされていく。

これが自然でない、無理な動きならおそらく不快な疲労感や焦燥感が残るでしょう。

合気道の稽古は前者だということはなんじょうの皆さんもよくご存知だと思います。


半年前と比べてどうでしょうか。

あの頃のご自分からしたら信じられないような進歩をしていると思います。

私も皆さんを見ていて、養神館合気道の型稽古の素晴らしさを改めて実感しています。


ということで今週の稽古も良いものになりました。


また来週お会いしましょう。


海龍館なんじょうでは新規入会を随時受け付けています。

初心者でも無理なく学ぶ事ができます。

見学、体験も歓迎ですので、ご希望の方は

hige_kobo@yahoo.co.jp 金城までご連絡ください。






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