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執筆者の写真Masanao Kinjo

剣操法と小手返しでした

沖縄県は今日も暑かったです。まだまだ残暑は続くでしょう。沖縄の夏は長い!

特に太陽の角度が低くなっていくこの季節、西日の厳しさがこたえます。


私は日中、自分で豆から挽いて淹れたアイスコーヒーを飲みながら、リビングのカーテンを断熱性の高いものに替えようか考えましたが「来年でいいか、、、」と”今年も”見送りました。先延ばしにする癖は改めないといけませんが、だんだん毎年恒例になりつつあります。笑


それはさておき、本日の海龍館なんじょうの稽古も元気いっぱいに行うことができました。

先日の錬成会の雰囲気そのままに演武稽古を行いました。皆さんのモチベーションがあがっているので成果も大きかったです。


皆さんが今まで「初心者なりにとにかく目の前の稽古技を丁寧に精一杯やる」という姿勢でやってきたことが、演武稽古を通じて一気に花開いているという感じです。

ゆっくり丁寧に稽古してきたおかげで技のテンポを早めても破綻することがなく、お互いのつながりを切るような場面が無いです。とても素晴らしいことだと思います!




最初は剣操法を行いました。

まず回し打ち(単独動作)の練習。

それを応用して相手の切り下ろしを受け流して切る動き。

そして相手の切り下ろしを刀の反りを利用して受け外して切る動き。

以上ふたつの動作をかかり稽古方式でじっくり学んでみました。これは演武大会でもやろうと思っています。


それから初級者の皆さんには少し休憩してもらって、その間に茶帯のH間さんの「三十一の杖」や「片手持ち四ヶ条抑え(二)」「正面突き小手返し(二)」をおさらいしながら少し深い所のアドバイスもしました。

海龍館なんじょうが私とH間さんとH林さんだけの頃はよくこういうディープな稽古をしていましたが、むしろ後輩が出来た今の方がお二人ともこういうことの吸収が早くなっていると思います。やはり初級者との稽古は経験者にとっても学びが多いですね。


続いて全員でかかり稽古で小手返しを行いました。初級者の皆さんも繰り返しやっているうちに回転動作がどんどんスムーズになっていきました。

皆さんの姿勢が良くなっていくのを見ていて私はとても嬉しかったです。


そのあとは各自で演武稽古をしてもらいました。

主に基本技の片手持ち四方投げ(一)(二)です。

前回まではおそるおそるやっていたこの技も、かなり板についてきました。

今回は「手つき」に留意してもらいました。手をしぼませないで指を張る、小指側3本の指で引っ掛けるように持つ、などです。

芸術の世界では「神は細部に宿る」と言われたりしますが、合気道もそうかもしれません。


そして、それに関連した「つながりの稽古」を行なって本日の稽古終了。


時間いっぱい、集中力が発揮された90分でした。


今夜はぐっすり眠ってください。

その間に脳が合気道進化を遂げると思います。笑


私も熟睡出来そうです。



ではまた明後日のお稽古でお会いしましょう。


写真はまだH間さんとH林さんだけだった頃の稽古風景です。

お二人とも大変上達されました。

これからもよろしくお願いいたします。








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