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  • 執筆者の写真Masanao Kinjo

後ろ技片手襟持ち一ヶ条抑え(一)

海龍館なんじょう、本日の稽古も元気いっぱいに行うことができました。


お仕事で出張のために三週間ほど稽古に出られなかったH林さんも今日から復帰されました。

そして、7月に合格された5級の免状をお渡しすることができました!合格おめでとうございます!



今回ピックアップした基本技は「後ろ技片手襟持ち一ヶ条抑え(一)」です。

初段の審査科目に出てくる技ですが、全員で行ってみました。


初級者には手順の多い技ですが、後ろ技ならではの学びが多いと思います。


「最初の補助動作から、受けが仕手の後方に回り込み手首と襟を持つ、仕手は前足を軸に後ろ足を斜め後方へずらしながら手のひらを上に向けて相手に重みをかけ、次に体の前で振りかぶり相手を浮かす、そして足を揃えたあと一気に後方へ体を抜いて相手を「死に体」にし、同時に脇腹に当身、そこから一ヶ条抑えにいく、、、」という書いていてもなかなかのボリュームを実感する挙動の多さです。(読んでくれた方の根気に感謝します。)


当然、初めて行う方々は必死で動きを追う事になります。個人的に、こういう所にも合気道の稽古の良さがあるんじゃないかと思っています。

もう、こういう時って頭も体も技に集中し切っていると思うんですが、日常にこういう瞬間ってなかなか無いような気がします。

ある意味ものすごく贅沢な時間だと思いますし、合気道の稽古後のスッキリした感じって、スポーツや筋トレで汗を流したのとはまた一味違ったものがあると思うのですが、こういう没頭できる型稽古のおかげもあるのかなと思います。


また、後ろ技ということで相手が見えない状態で技を施す事になりますが、これも色々な学びを与えてくれると思っています。

今回の稽古ではなんじょうの皆さんそれを体感できたのではないでしょうか。


基本技のあとはいくつかの応用で後ろ技の面白さを体感してもらいました。


最後に、私の師である比嘉師範がよく指導して下さった「帯刀術」での後ろ技を行ってみました。海龍館なんじょうは今のところ大人メンバーの木刀所持率100%なので、木刀を使う稽古は積極的にやっていきたいと思います。


ということで、後ろ技ざんまいな稽古になりました。

私自身も探究心や好奇心が満たされましたし、そこから新たな刺激も得ることができました。

なんじょうの皆さんの稽古姿勢とお人柄に感謝しております。


また明後日お会いしましょう。





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