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執筆者の写真Masanao Kinjo

正面打ち一ヶ条抑え(二)

更新日:2022年9月2日

台風11号は運良く沖縄本島を直撃しませんでしたが、また戻ってくる可能性もゼロではないらしいのでしばらく気象情報を見る日々になりそうです。


暴風警報も解除されたので、海龍館なんじょうは本日も稽古をすることができました。

今回も斜行、膝行、受け身に始まり受け流し、そして木剣の素振り、、、という順序で合気道時間に入っていきました。


それから基本技「正面打ち一ヶ条抑え(二)」を稽古しました。


今書いていて思いついたのですが、台風のように回る技です。笑

ああ、今日稽古中に言えば良かった。時事ネタ 笑


それはおいといて、この技ですが非常に重要なことを含んでいて、しかもそれが初級者でも自然に身に付きやすい、ということを改めて感じながら指導させていただきました。

みなさん本当に自然にそれを行っていたので、私は邪魔しないようにそこは黙って見ていました。


さきほどの台風ネタと違って(笑)、今回敢えて稽古中に言わなかったその重要なことをここで書いておきます。

今日みなさんが一番成長できた部分。自分自身で今日のこの型から体得した重要なこと。


それは「間合い感覚」です。


仕手も受けも最初の正面打ちの間合いをはかるところから技に入っていきます。

そして受けは打ち込み、仕手は迎え撃つ。

ここの場面がとっても重要だと思っています。


なぜ重要なのかは、今後の稽古の中で皆さんどんどん気づいていくでしょうし、私も今後ご説明する機会がちょくちょくあるかと思います。


今回の稽古で受けの方は攻撃が届かないとか、力の線が出ないとかいうことはありませんでした。仕手の方も迎え撃つ間合いやタイミングを見誤ることがありませんでした。


大変素晴らしかったと思います。

そのあとの回転動作や重心移動ももちろん大切なのですが、最初の間合いを制していることが前提だと思います。



そのあとは同じ技を短刀を用いて行いました。

短刀を持つと力の線がよりはっきり出るように思います。


また、残心についての質問があったので色々お示しさせて頂きました。

とても良い質問だったと思います。


最後につながりの稽古を行いました。


今回もとても充実した稽古になりました。


正面打ち一ヶ条抑え(二)がみなさんの好きな稽古技になってくれたら嬉しいです。


また来週もがんばりましょう


写真は旧「合気道号」」です。以前はこの車にジョイントマットを積んでいたのですが、今年の5月から現在使っている同じ車種の白いやつに積むようになりました。二代目合気道号です。


このシルバーの初代合気道号は現在私のプライベート用の車になっていてキャンプ道具が常備されています。

合気道号にも歴史あり。笑





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