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  • 執筆者の写真Masanao Kinjo

正面突き小手返し(一)

海龍館なんじょう、本日の稽古は総勢7名の賑やかな稽古になりました。


今回も受け身の稽古に時間をかけましたが、皆さんだいぶ上達されています。

小学生のIさんもだんだんま〜るく綺麗に回転出来るようになってきています。


そして本日の基本技は「正面突き小手返し(一)」を行いました。


受けが突いてくるのをその斜め前方に崩してから振り向き様に当身を入れつつ小手返しに入っていくという、なかなかの荒技です。

私も長らく稽古しているうちに技のいくつかのポイントで「いにしえの組み討ち時代のやり方はこうだったんだろうな、、、エグいなあ、、、」という想像が出来るようになってしまいましたが、養神館合気道では万人が等しく安全に学べるように型がちゃんと整理されているので大丈夫です!


初心者には特に動きの前後方向の奥行きが深く、間合い感覚と下半身が鍛えられる技かと思います。

そしてご本人たちは全く意識していないと思いますが、相手を斜め前方へ崩したあとの振り向いて当身のシーンで、全員が腰をしっかり使った重心移動が出来るようになっていました。

重心も浮いてなくてよかったです。

これらはとてもすごいことなのでここを読んでいる会員の皆さんは自信を持ってもらっていいと思います。

私もその場でお伝えすればいいのですが、ついつい稽古を先へ先へと思うあまりに言葉にするのを忘れてしまいます。次回からは気をつけます!


基本技の稽古の後は正面突きに対する「さばき」の稽古をしました。稽古というかゲーム感覚です。

ルールは一つだけ「絶対に後ろに下がらない」です。

これを最初は一人を相手に行い、続いて、二人、三人と攻撃側を増やしました。

これも皆さん誠実に丁寧に行ってくれました。

これも結構みんなすぐに出来ていたので凄さがわからないかもしれませんが、すごい事です。自信を持ってください。


ということで今回も皆さんの頑張りに私が感動してテンション上がりっぱなしな稽古になりました。

変な先生ですみません。笑


また明後日の稽古も楽しく、さりげなく本質に迫りつつ、難しさも味わって、時には迷子になり、という贅沢な合気道時間を過ごしましょう。







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