海龍館なんじょうは、おかげさまで本日の稽古も元気いっぱいに行うことができました。
今日稽古した基本技は「片手持ち二カ条抑え(二)」です。
稽古参加二回目のN田さんには少し手順が多くて難しい技だと思いましたが、私の師である比嘉師範は昔から初級者に最初にこの技を教えます。私もそれを踏襲させていただきました。
さて、やはりこの技、構えの足の形を崩さずに水平横移動に始まり、小さい回転、離脱、ひっかけるように持つ、小指側を使う、寄せ足、大きい回転、片膝をついての最後の抑え、終始一貫した間合いの維持、相手を自分の正面で捉える、など随所に合気道の重要な要素が散りばめられています。
一通りこの技を稽古した後は、技の導入部の「片手持ちで押された場合の水平移動」からその場でさっと片膝をついて、姿勢の力で相手を投げる、という応用を行いました。
その後は全員で木剣を持って、すり足での移動稽古を行いました。
稽古場に大きな鏡が2枚あるので、その鏡に向かって、頭が上下しないように注意しながらすり足で寄っていく練習をしてもらいました。
最後に構えを行って正座、技の読み上げ、そして「礼」にて稽古終了。
今回も集中力の途切れない、内容の濃い稽古になったかと思います。
また明後日お会いしましょう!
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