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執筆者の写真Masanao Kinjo

稽古は楽しい

今日の海龍館なんじょうの稽古は会員の皆さんが入会を決めるきっかけの一つになったであろう「体験稽古のときにやったアレ」をおさらいしてみました。


だいたいなんじょうでは見学・体験の人がきたら「あること」をやってもらってます。

これが楽しめた人は入会してくれて今に至ります。


あの時に「アレ」をやって「合気道って楽しいんだな。面白そうだな」と思って皆さん入会して今に至るわけです。

その「アレ」を、あの時より稽古が進んだ今の自分がやったらどうなるのかをたっぷり検証してもらいました。


「アレ」の凄さが増していることを皆さん実感してくれたと思います。

いやあ、普段の稽古が「アレ」を凄まじくパワーアップしていますね。


後半は「アレ」の感じをそのままに審査稽古をしてもらいました。

今日稽古された皆さんお気づきと思いますが楽しい「アレ」と、「型稽古を丁寧に型通りにやること」はなんの矛盾もないですよね。


表裏一体なのですが、それに気づかないまま「苦しい稽古」をしてしまうのは勿体ない。

ついつい苦しい方に持っていってしまうんですね、真面目な人は特に。


でも真面目って、ほんとは面白いと思うんです。

美味しい料理を作るためにちゃんと軽量カップや大さじ小さじを使うとか。

海外旅行に行くのにその国の歴史や言葉やしきたりやマナーを学ぶとか。


ちなみに私は息子には「ひらがなとカタカナをおぼえれば『チェンソーマン』のコミック読めるようになるからアニメのシーズン2の公開を待たずに『銃の悪魔』の姿も見れるよ」と言ってます。笑


そういうのも「楽しい真面目」だと思いますし、合気道の稽古もそのくらいの気持ちでやってもらえたら嬉しいです。


今回は皆さんの原点回帰というか、合気道を始めた頃のワクワク感を思い出してもらいたくて「アレ」から始めてみました。


ていうか、ここまで書いてきて気づいたのですが「アレ」が最初から当たり前のように出来ているなんじょうのみなさん、、、すごいです。


これからもよろしくお願いいたします。



写真は一昨年右腕の神経の手術をして握力が34キロまで落ちた頃のものです。

この時の経験が今のなんじょうでの稽古のやり方に変化をもたらしました。

握力34キロでも技は出来ました。合気道ってやっぱりいいですよ。




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