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  • 執筆者の写真Masanao Kinjo

肘当て呼吸投げ

更新日:2022年8月31日

台風が迫っている沖縄ですが、今日の天気はまだ雨がパラつくくらいで危険を感じるほどではありませんでした。

明日の夕方から荒れるようですが、なんとか直撃は避けてほしいものです。



ということで、本日の海龍館なんじょうの稽古もとても充実したものになりました。


稽古はいつものように斜行、膝行、受け身で始まりました。

斜行、膝行、受け身は幼年の子達もとても上手になりました。常に全力で臨む姿勢から私も元気をもらっています。



そして今回の基本技は「片手持ち肘当て呼吸投げ(一)」です。

合気道は関節が曲がる方向に無理なく技を掛ける場合が多いのですが、この技は肘の逆を攻める危険度の高いものです。


しかし、もちろん相手を壊す稽古をするわけではなく、この技から色々なことを学べるようになっています。

そして、なんじょうの初級者の方々にとっては型稽古の中で初めて前回り受け身を取ることになりました。いままで単独で受け身の練習をしてきましたが、ついに相手の技を受けての前回り受け身です。

みなさん普段の練習の成果が出ていました。二ヶ月前に比べると物凄く進歩していると思います。


受け身に限らず他の身体能力も空間認識能力も確実にアップしていると、改めて感じた稽古になりました。


多分、全く合気道を知らない人たちが今日の稽古を見ても「合気道の稽古ってこうやるんだな」と自然に納得するだろうし、人によっては「自分もやってみようかな」と思えるものになっていたと思います。



基本技のあとは応用で、同じ原理を使った崩しから投げ→抑えを行いました。

この辺りは技というよりは力の流れを作る感覚を重視してみました。


それから一般部の休憩を兼ねて子供達の遊び稽古を行いました。

体を鍛えるものと、間合い感覚や入り身のタイミングを自然に身につけられるようなものをいくつか行いました。

子供達が楽しそうだったので私も嬉しいです。


稽古の締めに、今度初段を目指すH間さんの「両手持ち自由技」の稽古と、11月の海龍館演武大会に向けての同じくH間さんと私の「組太刀」の稽古を行いました。



今回も「合気道時間」にどっぷり浸かって日常から離れることができたかなと思います。

この週二回の稽古時間がなんじょうの皆さんのリフレッシュと成長の機会になっていたらこれ以上に嬉しいことはありません。


どうぞこれからもよろしくお願いいたします。



追記:オリジナルステッカーを作りました!






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