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執筆者の写真Masanao Kinjo

胸持ち肘締め(二)

台風の影響で天気が不安定な日が続いている影響で、アレルギー性の中耳炎を発症してしまいました。

耳鼻科の先生が言うには私は一種のアレルギー性鼻炎で、低気圧の影響で症状が出てくるのだそうです、中耳炎という形で。

その対処法として数年前に鼓膜にチューブを入れてもらってからはずいぶん調子が良くなっていたのですが、さすがに二週間以上も台風の影響を受け続けて、ついにやられてしまいました。

昨日のお昼頃、急に猛烈に右目がかゆくなり、次にくしゃみが止まらなくなりました。

「ああ、きたか、、、」と覚悟した数時間後見事に中耳炎発症です。

現在右耳が聴こえにくい状態です。



ということで個人的にプチストレスを抱えての稽古になったのですが、やはり合気道の稽古はいいですね。道場で皆さんと稽古していたら元気になりました。


今回の基本技は「胸持ち肘締め(二)」でした。


肘当てとか肘締めとか名前に「肘」がつく技は関節の逆を攻めるので怖いです。

しかし、この型から学ぶこともとても多いので、今回はいつにも増して安全に気をつけて稽古していただきました。


初級者の方に意識してもらったポイントは「真横に水平移動」「相手の肘を擦り上げる」でした。どちらも今後稽古を続けていく中で、色々な場面で活きてくる動きです。

経験者の方には、姿勢によって力の伝わり方が違うのを体感してもらいました。


肘締めは相手とタイミングや力加減を合わせないと大怪我の可能性があるので自然に相手との繋がりや動きのタイミングを測るようになるのではないでしょうか。


良い意味で緊張感のある稽古になったと思います。


稽古の最後に木刀の素振りをしましたが、全員振り下ろした切っ先がぴたりと止まるようになっていました。

そういえば肘締めの稽古の時に、肩が上がっている人がいませんでした。胸を張って肩を落として、、、という姿勢がとても良かったのですが、この木刀の切り下ろしの上達ともおおいに関係があると思います。


いつも型稽古の指導をする際に「覚えられなくても大丈夫。とにかく型通りに動く事によって自然に合気道のエッセンスが脳と体にインストールされます。」とお伝えしていますが、毎回稽古のたびにその通りになっていると思います。


また養神館合気道は型の動きがしっかり体系化、制定されているので色々な意味で安心して学ぶことができます。この話もいつかできたらいいなと思います。


以上、今回の稽古もみのり多いものになりました。

なんじょうの皆さん、どんどん成長しています。

成長するにつれて稽古がどんどん楽しくなっていくように私も毎回合気道の魅力を伝える努力をしてまいります。


次回の稽古も楽しみです。

押忍。


※動画はコロナ前の海龍館の演武大会の際のものです。

剣取りの最初の技がちょうど今回稽古した肘締めですね。



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